距骨はズレる



おてあてをしていると
ほぼ、全員といっていいほど
距骨がズレている方が多くいらっしゃいます。
(そんな私もよくズレます)



そもそも
距骨はどこにあるのかというと
足首の関節にあたるところで


私たちのカラダ全ての体重を
支えている土台になります。



足首の内反や外反
歩いたり座ったりの動きを
サポートしてくれる骨でもあり


地面から近いため、足で感知した
さまざまな姿勢上の変化に対応し


足関節のカタチを微妙に変えて
衝撃や変化を吸収する働きをしています。


この距骨の上に
下腿である脛骨と腓骨がのっており


その脛骨と腓骨の下方のくぼみに
距骨がはまり込んでいます。



 

距骨下関節を安定に保つために
距骨のまわりには
たくさんの靭帯が張り巡らされています。




距骨の前方には
ひざ下から通るスネにある長母趾伸筋や
長趾伸筋の腱が伸びていたり




距骨の側方には
ふくらはぎの後脛骨筋の腱




後方には
みなさんもご存知のアキレス腱が
あります。





このように、たくさんの腱と
とても密接な関係なのですが


頭蓋骨の歪みにより
あたまから波及したものが
下半身部分へも影響し、距骨がズレてしまいます。



この距骨のズレは
左右、前方や斜めに傾いたりするので
そのため、足首まわりがかたくなる
ケースもあります。



たくさんの靭帯がまわりにはありますが
脛骨や腓骨の下に
はまり込んでいるだけなので
ズレやすいんですね。




そして、距骨がズレたら
何が起きるかというと
距骨の下にある踵骨や(かかと)
足の甲の細かな骨へと影響を及ぼし


甲が盛り上がる甲高さんへ
または、甲がフラットになる扁平足さんへ


ひどくなると
足の指先に出る外反母趾さんへと
つながってしまいます。



元の原因を辿ると
この骨格の歪みは頭蓋骨からの
影響となります。



もちろん、なかには
ないぞうなどの下垂によるものもありますが。



距骨は、わずかひとつの骨(両足でふたつ)で
私たちの体重全部を
ダイレクトに受ける場所です。



しかし、頭蓋骨の歪みがあると
より荷重がかかった体重の圧力が
受け流しきれず


脛骨や腓骨、距骨や足の甲の細かな骨へ
症状が出てきてしまうのです。



O脚やX脚も
先天的なものもありますが
距骨に何らかのズレが生じている場合も
多いです。



ちなみに、高いヒールの靴を履くと
余計に骨格へ影響してしまうので


歩きやすい自分の足にあった靴を
選ばれたほうがいいですね。




首の動きが悪いなども
実は、この距骨に原因があることもしばしば。



ちょこんとあるように見えて
あなどれない距骨です。



おてあてで
距骨も整えましょう。



*カラダのおてあて*
50~60分 5000円


<問い合せ>
カラダとココロのOteateサロン
プラーナ
メール a.hg.prana.37@gmail.com






おてあて整体 プラーナ

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