聖なる骨・仙骨
仙骨は
お尻の割れ目の上のところにある
三角のかたちをした骨で
字のごとく、" 仙人の骨 " と書いて
仙骨です。
英語では " セイクラム (聖なる骨) " と
いいますが
仙骨は私たちの生命の恒常性維持に
関わる重要な骨として知られています。
仙骨のうえには24個の脊椎があり
その上には平均4~5キロの
あたまがのっていて
この仙骨は
重みのあるあたまと同じ位置にあります。
しかし、あたまが
しっかりとのっていないと
首や背骨、腰椎に負荷がかかり
バランスを崩してしまいます。
仙骨に隣接するところには寛骨があり
それを含めて
" 骨盤 " と私たちは言っています。
この骨盤のなかには
膀胱や直腸、女性なら子宮や卵巣があり
男性なら前立腺や精嚢などがありますね。
ほかにも
たくさんの血管や靭帯、神経も
張り巡らされています。
余談ですが
人間が生まれたときに
最初に動き出す骨が仙骨で
次に、後頭骨です。
そして、いのち尽きるとき
後頭骨の動きが止まると
仙骨の動きが停止し、旅立っていく
といわれます。
ヒトの最期は仙骨が
とても深く関わっているということです。
仙骨が " 聖なる骨 " といわれる
由縁がうなづけますね。
その聖なる骨である仙骨ですが
おてあてをしていると
みなさん、ゆらぎがなくかたいのです。。
仙骨のゆらぎは
それに連動する後頭骨にも同じような
ゆらぎがあるのですが
これは頭蓋骨のなかにある硬膜が
仙骨2番まであり
そこを脳脊髄液が流れているため。
つまり、頭蓋骨は仙骨(骨盤)に
反映されていて
仙骨がかたいということは
後頭骨もかたいんです。
カラダのなかでは
細胞レベルで
ごくわずかにゆらいでいるのです。
*硬膜や脳脊髄液の詳しい内容は
コチラに記載しています。
↓↓↓
仙骨は骨なので
もちろんかたいのですが
その表面的なかたさではなく
内側の心地よいゆらぎがないんですね。
骨盤は生理や排卵、妊娠によって
微細に、開いたり閉じたりを繰り返しますが
微細に心地よく動くはずの
後頭骨や仙骨が何らかの支障をきたし
ゆらぎがなくなると
あたまが重く感じたり
背中や肩が張る、腰が痛い
首が動かしづらい、などの
不快感や痛みが出てきます。
おてあてでは
頭蓋骨やおカラダ全体を通し
内側に起きている摩擦や張力を
調整していきます。
この内側に起きているものが変われば
外側は変わります。
外側が変われば
肩こりや腰痛、むくみなどにも
悩まされないのです。
(個人差があるので、数回通っていただく場合もあります)
心地よいゆらぎを取り戻し
不調を抱えているおカラダから
解放されませんか?
*カラダのおてあて*
50~60分 5000円
<問い合せ>
カラダとココロのOteateサロン
プラーナ
メール a.hg.prana.37@gmail.com
0コメント