肝臓の決断力



東洋医学で
あらわされる " 脾 " 





不安や心配は


東洋医学では
" 脾 " に溜まるとされています。




モヤモヤとしたストレスを
削ぎ落とすには




陰陽五行説の
相克関係にある 



" 肝 " のチカラが
大切になるとされています。










肝臓は
腹部の右に位置し(右胸のすぐ下)



脾臓は
左腹部(左肋骨の下)
胃のすぐ後ろ側にあります。





肝臓は
人体の臓器のなかで最も重く
血液が豊富とされており



とてもガマン強い臓器としても
知られていますよね。





脾臓は
にぎりこぶしくらいの大きさで
スポンジのように柔らかい。




なかなか馴染みのない
脾臓ですが



血液をたっぷり含んだ
肝臓と同じくらい
血液との関わりが深く



古い赤血球を破壊したり
カラダを守る免疫器官の働きがあったり



血小板を
貯蔵しておくところでもあります。




脾臓は
血液の若さを保つ
フィルターの役目をしているのです。





肝臓が病めば
医学的にも
肝臓が腫れあがるだけではなく





膵臓や脾臓も圧迫されたり



脾臓が腫れあがることも
よく起こりうるよう。






脾臓と肝臓の関係は



解剖学的にも
門脈という血管で結ばれていています。

(門脈はほかにも胃や腸、胆のうともつながっています)





この門脈を流れるのは
栄養素が豊富な静脈血です。





しかし



その流れが滞ると
血液がうまく循環せず
肝機能障害が起きたり



脾臓にまで
影響を及ぼしてしまいます。





 " 肝 " の不調が現れやすいのは
東洋医学では春とされていますが





ストレスや緊張、
外の気温もあたたかく
(むしろ、蒸し暑いくらいですね。。)




真夏のこの時期も
外へ出ることが多くなったり



活動的になることで
感情も高まり




交感神経を過剰に刺激して
血液を多く消費するため



肝臓に
負担をかけてしまいます。





夏場なので
冷たいビールを飲んだり


お酒を口にする機会も
多くなりますしね。





でも


感情が高ぶっているのに
さらにお酒を口にすると



より肝臓が過剰に働き
イライラや血圧の上昇



めまいや肩こりなどを
引き起こしてしまいます。






東洋医学では
 " 肝 " は
怒りに支配される臓器です。





過去や未来に気分が浮遊し
ストレスが募ったときには




肝臓に手をあてて




いま、目の前のことに集中してみましょう。






目の前にあることに専念し
決断していく



ということです。





巡り巡って
左にある脾臓に溜まったものを
一掃する手段にもなります。






肝臓は




" やってみよう♪ " 
" やってみたい!" 




という
無邪気なチャレンジ精神を司るので





ストレスを抱え込まず
イライラせずに



目の前のことに
しっかり集中していきましょうね。






そのほうが
自分のカラダも心地よいです。






でも、疲れたらしっかり休み
しっかり寝て
リラックスするということも




肝臓を休めるためには
必要ですよ。








夏休みに入っている
お子さんたちも多いかと思いますが



夏風邪をひいてしまっているという
お子さんも、ちらほら耳にします。




感情が高ぶっていたり
落ち着かないときには



お母さんの
あたたかい手で



おなかを(できれば肝臓のあたり)
そっと撫でてあげてくださいね。




イライラや不安も落ち着き
お子さんの顔も
きっと穏やかになりますよ。





楽しい夏休みを
お過ごしくださいネ。






おてあて整体 プラーナ

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