体内時計


私たちは毎日、気持ちよい太陽の光を浴び
一日が始まります。


昼は活動的に過ごし
外が暗くなり夜になると眠りにつく

という生活リズムを送っていますよね。



これは
カラダにもともと備わっている体内時計で
サーカディアンリズムと呼ばれています。


この体内時計は
体温や血圧、ホルモン分泌などの
私たちの生体リズムを調整しています。



でも、お昼に起きて
夜中~朝方まで起きているなどの
不規則な生活をしていると
この体内時計が乱れ

私たちの自律神経のバランスも
崩れていってしまいます。



そうなると、睡眠の質が下がったり
免疫力の低下など
カラダへも悪影響を及ぼしかねません。




私たちは
明るい光を浴び

目から入った光の信号は
視神経を通り

自律神経を司る、脳の中心部下面にある
視床下部の視交叉上核(しこうさじょうかく)へと伝わり、松果体へ達します。


このとき
脳から心身を安定させる
セロトニンと呼ばれる物質が分泌され

その14~16時間後の
睡眠時間が近づくにつれて
徐々に体温が低下していきます。


深部体温と呼ばれる
カラダの内部が低下することで

睡眠ホルモン(メラトニン)が分泌され
眠気が生じる仕組みになっています。



しかし
昼間の体内時計が
しっかり機能していないと

日中にこの深部体温が上がらず
脳の代謝を低下させてしまいます。



これにより
陰性の気分が誘発されてしまい

暗いキモチになったり
うつ状態も招きかねません。



ほかにも体内時計が乱れると

睡眠不足になり
集中力や注意力が低下したり

肥満にもなりやすくなったり
(睡眠の質が低下すると、満腹感を感じさせるホルモンが減少し、食欲を増進させるホルモンが増えるため)

免疫力の低下や
高血圧のリスクも高まってしまいます。



皮膚や肝臓、心臓、血管など
さまざまな部位に
それぞれ時計が備わっているので

体内時計が乱れると
影響を受けてしまうためです。




体内時計が乱れる原因として

夜更かしをしていたり
ストレスを溜めている、運動不足や
不規則な生活習慣などがあげられます。



ほかにも
夜間に強い光を浴びたり
青色波長の光を浴びると体内時計が乱れてしまいます。


とくに、青色波長をもった光は
光自体が弱くても

太陽の光と同様に
視床下部の視交叉上核に刺激を与えるので

夜間に、この青色波長の光を浴びると
体内時計のリズムを破壊してしまいます。



青色波長の光はおもに
蛍光灯やLED、TV、パソコンやスマホなどの画面から発せられる青っぽい光をさします。




本来は、夜間に体温を低下させ
メラトニンの分泌とともに
深い眠りにつくはずが

青色波長の光の影響を受けることで
脳が覚醒し

メラトニンの分泌や
夜間の深部体温の低下も妨げてしまいます。




ソファーでうっかりうたた寝はせずに
寝る際はTVや電気を消して

脳やカラダを
しっかり休めてあげることは
私たちのカラダにはとても大事なこと。



お酒のお付き合いなどで
たまに体内時計がズレてしまうこともあるかもしれませんが


毎朝、体内時計を一定の時間にリセットすることが健康維持には大切になってきます。



そのためには
朝起きたら必ず朝日を浴びたり

日中はできるだけ外出して
光を浴びる時間をつくる

夜は強い光をできるだけ浴びない
(TVはキチンと消して寝る)など

生活に
ナチュラルなリズムを
取り入れる工夫をしていきましょうね!






朝日は清々しいね♪

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