水飲んでる?
私たちのカラダは
成人でだいたい
60~65%の水分でできています。
(高齢者になると約50~55%)
体内の水のうち
約3分の2が細胞内液として
残りの約3分の1は
血液や組織間液などの細胞外液として
存在しています。
私たちの体内の水は
〇電解質を溶解する
〇体温の維持・調節
〇さまざまな物質を溶かしてくれる溶媒作用
〇血液の流れを円滑にする
という重要な役割を担っています。
その体内の水分も
約1ヵ月程度で
全て入れ替わるとされていますが
日常的に摂取している水分は
尿、便や皮膚及び呼気から
自然に蒸発している水分(不感蒸泄)を含め
1日に約2400~2600mℓもの水分が
排泄されているそう。
私たちに必要な水の量は
個人や活動量、住んでいる場所の気候
果物や野菜といった食品などの
摂取する量によって変わってきますが
人は1日に2.5mℓの水を基準に
摂取したほうがいいということを
耳にするのはこのためですね。
水の摂取量の目安ではありますが
尿の色や量を観察することで
体液バランスが測れます。
尿は大量に作られると濃度が薄く
淡い色の傾向にあるようです。
でも、少量しか作られない場合は
より濃縮し、暗い色になる傾向があります。
毎日、薄黄色の尿を
約1〜2リットル排出する場合は
おそらく十分な水を飲んでいるということになります。
尿が濃い黄色で
1日のトイレに行く回数が
4回以下である場合は
十分な水を飲んでいないことになるので
頭痛やふらつき、口が乾く
神経が過敏になったり
便秘などの影響が出てきます。
お茶やコーヒー、紅茶などは
水とは違います。
水は
私たちの生命活動をサポートしてくれ
私たちのカラダに
もっとも多く含まれている物質なのです。
尿の色や量を観察しながら
トイレが近くなったとしても
カラダのために
必要な水はしっかり摂りたいものですね。
ちなみに
冷たい水ではなく
常温の水をおススメします。
(または白湯)
私たちの胃や腸などの消化器官は
37~38℃ほどの温度に保たれており
この温度のときが
もっともよく働いているので
キーンっとする冷たい水や
氷入りのものは
胃腸に負担がかかりますし
消化不良を引き起こしてしまいます。
冷たいものを摂りすぎると
急激に体内も冷やされ
血液の流れも悪くなりますし
体温調節に関する自律神経の乱れの
原因にもなります。
さらには胃腸の冷えは
下痢などの排泄トラブルを招く
可能性もあるので
ぜひ
カラダにやさしい常温の水を
おススメします。
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