骨はなぜ歪む?
小さいころは
すらっとしていた足も
なんで曲がっていくんだろ?
真っ直ぐだった背骨は
年を重ねるとなんで歪んだり
くの字になっていくのかな?
、、、、、
そもそも、私たち人間は
歪んでいない人は誰ひとりとしていません。
遡ること、産声をあげる前。
お母さんのおなかの中にいる胎生期末期に
胎児のカラダも大きくなり
胎児の7~8割が(産婦人科学会データ)
お母さんの子宮の壁に
左側頭部を押しつけるような状態が
出産まで続くそう。
この胎児のときに
人生初の大きな歪みを受けています。
そして
出産の際に、お母さんの狭い産道を
あたまを小さく小さくして
赤ちゃんは頑張ってくぐり抜け
この世界に辿りつきます。
帝王切開で産まれたとしても
おなかのなかで重力を受けていたので
誰もが少なからず、歪みをもっています。
そして
その大きな歪みを持ったまま
時間を経て
いろんなカタチでストレスを受けながら
また歪みに歪みがプラスされて
私たちは生活しています。
毎日の生活のなかでの
クセや姿勢、噛みグセや歩き方
カラダの使い方
気圧や天候によるダメージ
バスや新幹線などの乗り物からの低周波(電磁波)
スマホやPC
IH調理器の電化製品などからの
電磁波ストレス
さらに突っ込めば
私たちの不安やイライラ
ネガティブの思考など
さまざまな角度から
カラダは少しずつ影響を受け
骨は歪んだり
捻じれていったりしていきます。
<プロメテウスより>
骨はカラダを支え
カラダの中身を保護する働きがあります。
私たちの頭蓋骨は
大事な脳を守るヘルメットのような役目をしていて
骨盤はないぞうを守っています。
カラダを動かす役目もあり
手足などは
筋肉が伸びたり縮んだりして
それについている骨を動かすことによって
曲げたり伸ばしたりの運動ができますよね。
肋骨も、胸を広げたり
せばめたりする
呼吸運動のためにあります。
正常な骨は大人でだいたい2~3年ほどで
常に新陳代謝をしているようです。
これは
新しい強い骨を維持することで
疲労骨折などを防ぐためといわれています。
骨は新陳代謝を繰り返しますが
閉経後の女性や高齢者は
腎臓の老化とともに
骨の新陳代謝のバランスが崩れ
密度も薄くなり、骨粗鬆症を招くケースもあります。
女性ホルモンが骨組織の維持に
大きく関わっているということですね。
このように骨は
私たちのカラダ全部を守り
心地よく保つよう維持する
カラダの骨組みとなります。
そのカラダの骨組みとなる骨を
極端に歪ませないためにも
日々の生活のなかで
どう意識していくか、ですよね。
カラダのおてあてでは
頭蓋骨をはじめ
関節や骨
おなかをおてあてしていきます。
頭蓋骨や関節、おなかを
おてあてしていくのは
基本となる骨を整え
カラダ中を流れている
血液やリンパなどの体液や
硬膜のCSF(脳脊髄液)の流れを
滞りなく促すためです。
このCSF(脳脊髄液)の
流れが悪くなると
血液の流れも悪くなり
おカラダにも
いろいろな不調が出てきてしまいますからね。
おカラダのどこかで弱っているところや
カバーしたい箇所なんかは
骨が引っ張られたり、厚みが出たり。
それに付随して
骨の周りを取り囲む筋肉が
だんだんと緊張してきます。
それがいわゆる
" コリ " として現れます。
筋肉の " コリ " をとるなら
筋肉を押したり揉んだりするよりは
その筋肉のコリとなる原因の
頭蓋骨の歪み = 硬膜の捻じれ< CSF (脳脊髄液) が流れているところ>を解放し
このCSF(脳脊髄液)の流れを
よくしてあげたほうが
一番の近道です。
私たちの司令塔の役目をしていたり
痛みなどを感知するのは
頭蓋骨のなかにある
" 脳 "ですからね。
ストレスを感じやすい
" 脳 " を解放してあげて
ゆったり心地よいカラダで
健やかに過ごせるように
自分のカラダのメッセージを
気がついてあげないとですね。
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