アゴほど不安定
アゴはブランコのように
耳の付け根からぶら下がっている骨で
わずかな数の筋肉と靭帯だけで
つながっています。
縦横どちらの動きに対しても
支えが弱く
もっとも不安定な場所です。
アゴの骨はとても薄く
女性のほうが男性よりも
靭帯や骨格が弱いため
ストレスや緊張に敏感だったりするようです。
このようにアゴは不安定なので
片噛みや頬づえ、ストレスや
緊張などの影響で
アゴに負荷がかかり
上の頭蓋骨が影響を受け
そのため頭蓋骨が歪み、ズレてしまいます。
頭蓋骨がズレるということは
噛み合わせも悪くなり
気がつけば頭痛や肩こり、めまい
ひどくなれば、口を開けるとアゴから
パキンと音がしたり
ガクンっとズレたりの
顎関節症、または手前の段階にもなりかねません。
アゴは
食物を噛んだり(咀嚼)、飲み込むとき
喋ったり
歯を磨いたり
あくびをしたり
寝ているときや重い荷物を持つなど
運動時全般において
私たちの日常的動作には
欠かさず動いています。
1日のなかで
もっとも多く使われている関節が
アゴなのです。
食物を噛むとき(咀嚼)には
約1キロもの負荷がかかると言われています。
夜中の歯ぎしりや
歯の食いしばりは
体重のおよそ2倍ものチカラが
かかりますし
歯はもちろん
アゴにも負担がかかるので
頭蓋骨にも影響が出てきます。
夜中の歯ぎしりが
どれだけ負荷がかかっているか
自分のカラダにどんな影響を受けているかを
見直さないといけませんね。
片噛みばかりしていると左右のアゴが
上手に使えずに頭蓋骨がズレてきたり
不安や緊張による食いしばりや
仕事中(とくにパソコンなどの電磁波を発しているものを使用しているとき)など
ストレスを受けてしまい
気がつけば
アゴをはじめ、頭蓋骨にも負担がかかってしまいます。
食いしばりは
交感神経が過剰に刺激されて
自律神経も乱れるので
おカラダにいろいろな不調も
出てきてしまいますからね。
食いしばりなどをしていると
頭蓋骨のズレの影響から
頬の咬筋がかたくなりますし
ほっぺたを触ってかたく感じたら
笑顔もかたくなってるかもですよー。
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