腕の捻れ


五十肩、四十肩などの
肩の慢性的な痛み。

〇〇肩という名は付かないけれど
肩こりがひどい。


肩こりだから
肩まわりの筋肉を解してもらい
そのときは楽チンになるけど

まだどこかスッキリしないし
痛みがずーっと残る。



そもそも、肩こりとは
背中の大きな筋肉である僧帽筋が
持続的に緊張して収縮している状態を言います。

僧帽筋は背中の一番表層にあり
首や肩、背中など肩甲骨周辺を支えています。



その肩こりが
ナゼ起きるかというと

頭蓋骨の位置がズレて
重いあたまを支えてる首や背骨に
影響を及ぼします。


そして、鎖骨から上腕骨に付着している
大胸筋があるため
前方へと腕が引っ張られてしまい

姿勢も前かがみになり
それが持続的ストレスとなるので
肩こりを感じるのです。


そのほかにも
私たちが受けるストレスや
ネガティブな感情をも
背骨によくない影響を与え、肩こりになります。


私たちのカラダの状態を保つため
背骨には、交感神経と副交感神経の
自律神経が走行しています。


そして、背骨は全身の臓器とも
密接なつながりもあり

何らかの摩擦や炎症があると
ないぞうの状態も
背骨に反映されるのです。



背骨は小さな骨(椎骨)が
相互に連結した筋肉によって支えられ
一つに結合されたものですが

椎骨のいずれかがズレると
そのズレた箇所につながっている臓器に
影響を及ぼすので

そのため、その臓器を守るように
骨が厚くなったりします。


こういった持続的ストレスが
生じるに伴い
脳へもストレスがかかるため

血管を含む全身の筋肉が緊張したり
ないぞうの働きが悪くなると
関連する筋肉の持続緊張が起きるのです。




何度も言いますが
肩こりは頭蓋骨の歪みから
(詳しくは硬膜の捻れ)

または、肝臓や心臓、横隔膜や腸などの
ないぞうの癒着や摩擦、足関節から起きています。



なので、頭蓋骨やないぞう
足関節などを観察しながら
おてあてをしていくのですが


まだすっきりとしない場合
腕が捻れているケースもしばしば。



腕が捻れる??

と、ちんぷんかんぷんかもしれませんが
実際、大半の方に腕の捻れが見られます。
(手関節まで違和感がある場合もあります)


慢性的な肩こりの方に多い
骨格の歪みが
腕の捻れにつながります。


腕にテンションがかかってしまい
(真っ直ぐにならないというか)
結果、筋肉の使い方を
間違えているケースがあるんです。



腕が真っ直ぐにならない方は
上腕から捻れており(鎖骨もおかしい)

直立したときや
手を床についたときに
肘の内側がカラダの側方へ向いていない状態です。(直立したときは、少し外へ開きます)


このとき
上腕三頭筋が使われていれば
肘の内側がカラダの側方へ向きますが


上腕三頭筋が使われていない場合
肘の内側は前方へと向いています。

これが
腕が捻れている証拠。



ちなみに、上腕三頭筋は
腕の後ろ側の筋肉です。



上腕三頭筋が使われていないと
肩こりはもちろん
呼吸が浅くなっていたり

二の腕がプルプルと
弛んでしまいます。




腕には
デルマトームと呼ばれる
脊髄神経が分布する領域がありますが


腕の捻れを取り除いていくと
腕のデルマトームである
頸神経から胸神経まで刺激され


呼吸がしやすくなったり
手関節の可動域がしなやかに
首や肩まわりの筋肉も
柔らかくなります。


なかには
おなかも心地よく動いてくれるケースも。




なので、慢性的な肩こりは
肩まわりだけの問題ではないんですね。



自分のカラダの状態を
正しく知ることで
辛い不調から脱出できるはずです。



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