光メタボ
私たちの身の回りにある
蛍光灯やLED
テレビやパソコン・スマホなどの
発光している光は
あちこちに存在しています。
その発する光があるお陰で
私たちはより快適な生活を
させてもらっていますが
エネルギーの強い
青色LEDの開発がなされたことで
さまざまな電気機器などが
普及し
私たちは夜遅くまで
LEDや蛍光灯にさらされることになりました。
光、とくにLEDの光は
脳から分泌されるメラトニンという
ホルモンの分泌を
強力に抑えるといわれています。
メラトニンは
" 夜のホルモン " で
睡眠と深いつながりがあり
私たちのカラダに備わっている
" 生体時計 " の
リズム調整をする
大切な働きがあります。
* *
メラトニンは眠りを誘発するほか
抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促したり、疲れをとってくれたりなどのホルモン。
* *
この生体時計が
正しく進むためには
昼間に十分な光を浴びて
メラトニンの分泌が抑制され
夜、真っ暗ななかで
メラトニンが十分、分泌される
必要があるのです。
しかし
睡眠不足や生活リズムが崩れると
メラトニンの分泌が妨げられ
生体時計が狂い
カラダに異変が生じてしまいます。
(寝つきが悪くなる、眠りが浅い、疲れがとれないなど)
寝不足のあげく
パソコンやスマホなどの
ブルーライトを過度に浴びると
メラトニンの分泌を
減少させてしまうのです。
ちなみに
WHO(世界保健機関)では
パソコンやスマホなどの電磁波が原因の
健康被害を
「電磁波過敏症」として
公式に認定しています。
電磁波を浴びることで
不眠などの睡眠障害、倦怠感
頭痛やめまい、消化不良など
多くの症状があることを
認めているのです。
メラトニンの分泌減少は
年齢を重ねると
目のレンズが白濁する
白内障が進んだりしてしまいます。
(進行すると、眼圧が高まって緑内障も引き起こしてしまいます。)
室内で過ごすことが多い方は
昼間の休憩などには
なるべく外へ出て
太陽の光をしっかりと
浴びたいところですね。
睡眠は
カラダを休めるという効果も
さることながら
脳の情報整理をする
時間でもあります。
睡眠時間が短くなると
脳は十分整理ができないまま
次の日の朝を迎え
また新しい情報の嵐に
見舞われます。
この状態が続くと
脳のストレスがどんどん高まり
ホルモンバランスが乱れるのです。
テレビやパソコン、スマホなどに
依存しすぎ
" 光メタボ " にならないためにも
夜更かしはもちろん
夜にはなるべく
テレビやスマホを観ることを
やめて
寝るまでの時間を
読書や自分のケアをしたり
部屋をワントーン落として
アロマの香りを嗅ぎながら
有意義な時間にしてみては
いかがでしょうか?
そのほうが
脳の情報整理もしっかりでき
朝の目覚めも清々しいものですよ。
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