噛むことはストレスのブロッカー



私たちは
ストレスを受けると



最初にそのストレス情報を
受け取る部分は



脳のなかにある
扁桃体と呼ばれるところです。





喜怒哀楽、好きや嫌い
快・不快を左右するのが
この扁桃体の活動によるもの。




まわりから
マイナスイメージを
持たれることを恐れたり



先のことを考えると
不安になったり
対人関係の恐怖感など



扁桃体が
激しく反応することも
数々の研究で分かっているようです。





扁桃体の活動の増加が
 " ストレス " を引き起こすのです。






ストレスが過剰になれば
脳が疲れてしまい
自律神経にトラブルが
出てきてしまいますし



そうなると
カラダのあちこちにも
肩が凝る、腰が痛い
頭痛などの痛みの反応や



眠りが浅い
便秘などのおなかの不快感



ココロにも
不安や恐れ、イライラなど
マイナスな感情がわいてきてしまうので



自分のカラダを守るためにも
ストレスとどう付き合って
リフレッシュしていくか
ですね。





この現代には
ストレスがない人は
誰ひとりとしていないと思いますが




できるだけ
そのストレスを軽減することは
できるのです。





ストレスを軽減させるには
" よく噛むこと " 。





ストレスを感じたとき
脳内では神経伝達物質の分泌が
増えていきます。




ストレス物質の分泌が増え
扁桃体が受け取ったストレスは




電気信号に変換されて
脳のなかにある
視床下部へと送られます。
(視床下部は摂食行動や代謝機能、体温調節などを行なっているところ)






ストレスを受け取った視床下部では
交感神経系の働きを活発にし




視床下部のすぐ下に存在する下垂体から
ACTHというホルモンの分泌を
促します。



*    *
ACTHは副腎皮質刺激ホルモンといい
ストレス状態におかれた際の防衛反応のこと
*    *




交感神経系の働きが高まると
ノルアドレナリン、アドレナリンの
分泌が増加して



その結果、
末梢血管が収縮し
心拍数が高まり
血圧の上昇につながってしまいます。







このように
視床下部や下垂体では
さまざまなホルモンのコントロールを
担っていて



カラダの恒常性維持には
なくてはならない器官ですが



ストレスを受けると
自律神経が乱れ



私たちのカラダに
影響を及ぼしてしまいます。





カラダが疲れたなー
と、もっとも感じる部位も
この自律神経の中枢である
視床下部なのです。






よく噛むことができていれば
扁桃体へのストレスも
軽減できたり




視床下部や下垂体からの
分泌されるストレスホルモンを
少なからず抑えることもできます。





野球選手やサッカー選手なども
試合中、ガムを噛んでいる場面を
よく目にしますよね。




ガムを噛むと緊張状態から解放され
心拍数も安定し
選手たちもリラックスした環境のなかで
プレイできるのです。






 " 噛む " ことで
ストレスを軽減させられ
より効率のよい作業ができますし
集中力も高まりますしね。

 


ストレスを抱え込まないためにも
まずは、よく食物を噛むことを習慣に
ぜひ行なってみて下さいネ。







小さなお子さんがいらっしゃる
ご家庭でも
よく噛むことを
教えてあげてください。





噛むことで
唾液の分泌を促して
消化を促進してくれたり



あごや舌のチカラも
発達していきますし




歯並びにも影響してくるので
小さいころから
よく噛むことを覚えさせていくことが
大切になってきます。




うちの子
あまり噛まずに飲み込んでるわー
というなら



根菜類などの食感のあるものなどで
工夫してみてあげてくださいね。





コチラの本も面白いので
ご参考にどうぞ♪




『噛めば脳は若返る』より抜粋。


↓↓↓


*脳が元気になる噛み方のポイント*



①ひと口30回、噛む


②飲み込む前にあと10回噛む


③食べものの形がなくなるまで噛む


④美味しさを感じるまで噛む


⑤水分と一緒に流し込まない


⑥ひと口の量を減らす


⑦噛んだら飲み込むまでが1セット


⑧歯応えのある食材を必ず加える


⑨噛んでいる間は箸を置く


⑩会話を楽しみながら食べる







おてあて整体 プラーナ

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